番外編4 悟浄編
スイッチ入っちゃったかな?
捲簾常務に連れてこられた2件目のバー。
わざとらしくトイレに行こうとすると
案の定「僕も」と八戒がついてきた。
トイレに入った途端、個室に引きずり込まれ
キスされたと思ったら、「欲しい。」ときた。
ちょっとつついてやれば、こんなになるんだから。
普段真面目な分、振り切れた時の振り切れ方が半端ないんだから。
最近激務続きでしてなかったしなあ。
会社から15分の距離にある八戒のマンションに
半同棲的に転がり込んではいるが、激務のせいで
いつも事に及ぶ前にどっちかが寝落ちする。
家だと寝ちまうなら、外でするっきゃないでしょー。
八戒は便座に座って、俺のズボンのチャックを下ろして
それを口の中に収めていく。
ぬるぬるしてあったかい八戒の口の中。
「んっ・・・」
思わず声を漏らしたのは八戒の方。
銜えてるだけでも、いいんだ。
そういう商売でもなんでもない素人なのに
素で「美味くてたまりません」って顔するんだもんなあ。
髪をなでてやればもっと。
注文が終わると同時に2人でトイレに立ったから
早くしないと怪しまれる。
怪しまれる、と言ってもまさかトイレん中で
俺と真面目な八戒部長様がこんな事してるなんて思わないだろうけど。
キイ、と音がしてトイレに他の客が入って来た気配。
八戒はわざとらしく舌先を這わせてこっちに見せつける。
意地悪そうに笑うその顔。
うっわやらしい。いつものスーツで、眼鏡で、
仕事をさくさくこなす八戒部長がこうして俺のを舐めてる。
さっきイイとこまで言ったのに焦れったい。
ねちっこく先ばっかり舐めるそのいやらしさに
思わずこっちも声が出そうになるのを
口に手を当てて押さえる。
そんなのが八戒はよっぽどうれしかったみだいで。
客は小用便所で用を足すと、手を洗ってすぐ出て行った。
出てった瞬間、覚悟しろよ、と笑って頭をつかんでガンガンにつっこんでやる。
目をぎゅっとつむって耐えてる。さっきとのギャップといったら。
「んっうっうっ・・・・!」
俺も、もう限界。口の中に出すと、八戒がぎゅう、としがみついてきた。
八戒の、喉がごくりと鳴る。
「ふ・・・ぁ・・・」
引き抜いて、今度はまだ余韻に浸ってる八戒を立たせて
俺が便座に座る。
「・・・っあ!」
もう熱を持って苦しそうにしているそこを、服の上からなでてやるだけで
八戒はびくりと反応した。
八戒が俺にそうしたように、八戒自身を取り出す。
もう、すごい濡れてる。俺の銜えてこんなんなるんだ。
その、てらてらと光って濡れている尖端を
舌で舐めすくう。八戒の味。
八戒は口に手を当てて声が出るのを押さえてる。
気持ち良いと声でかくなっちゃうもんな、八戒。
ゆっくり聞かせてもらうのは今度にするとして、
今日はどこまで声押さえられるか試してみようか。
時間もない事だし、八戒のそれをすっぽり全部含んで
最初から扱き上げる。
そんな時に限って、また誰かがトイレに入って来た。
「でさあ、課長の奴・・・」
いったん、止める。今度は2人か、会話が聞こえる。
それでも音を立てないように、そのまま扱き続けると、
信じられない、という八戒からの抗議の視線。
さっき自分だって俺にやったじゃん。だからお返し。
音姫を鳴らして、じゅるじゅると向こうの2人に聞こえない程度に音を立てみて。
こういう時の為にあるんだよ音姫。
八戒のそれが、ひくりと震える。もう少しか。
見上げると、八戒が首を横に振っている。やめてくださいと。
無視して音姫延長。外の2人はもう帰りそうかな?ピッチを上げた。
八戒の指が俺の方に食い込む。
2人が手を洗い、トイレを出た瞬間だった。
「ごじょ・・・も・・・だめ・・・!」
口の中が、八戒ので満たされる。
いいね。良く我慢できました。
でもいまの声じゃあ聞こえてるんじゃねえの?
そういうところも好きだよ。